Curriculum vitae

(日本語版の履歴書は末尾にあります)

Urumu Tsunogai, Ph.D.

ORCID:0000-0002-1517-3284
ResearcherID/Web of Science:C-8303-2011
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Faculty profile database (Nagoya Univ.)

Birthdate: 17 Feb., 1968
Birthplace: Hakodate, Japan
Alias: Jun Tsunogai (1975-76)

Education:

BS in Chemistry, The University of Tokyo, Tokyo, Japan, 1991.
MS in Chemistry, The University of Tokyo, 1993.
PhD, The University of Tokyo, 1996.

Professional Experiences:

Research fellow of the JSPS, The University of Tokyo, 1996-1997.
Research fellow of the JST, Nagoya Univ., Nagoya, Japan, 1997-1998.
Research fellow of the JST, Tokyo Institute of Technology, Yokohama, Japan, 1998-1999.
Lecturer of Atmospheric Chemistry, Dept. of Environmental Science and Technology, Tokyo Institute of Technology, 1999-2000.
Associate Professor of Geochemistry, Earth & Planetary System Science, Faculty of Science, Hokkaido University, 2000-2012.
Professor of Biogeochemistry, Graduate School of Environmental Studies, Nagoya University, 2012-
(*JSPS = Japan Society for the Promotion of Science)
(*JST = Japan Science and Technology Corporation)

Affiliations:

The Geochemical Society of Japan
American Geophysical Union
The Oceanographical Society of Japan
The Japan Society of Atmospheric Chemistry
The Japan Society for Analytical Chemistry
Japan Society for Atmospheric Environment
Geochemical Society
Japan Geoscience Union
IAVCEI International Association of Volcanology and Chemistry of the Earth's Interior
ASLO Association for the Sciences of Limnology and Oceanography
The Volcanological Society of Japan
European Geoscience Union

Honor:

Recipient of the Bounty for Presentation at ICOG-8, The Mass Spectrometry Society of Japan, 1994.
Research fellow of the JSPS for Graduate School Students, 1995-1996.
The 13th and 14th Murao Award for Science, The Murao Scholarship Foundation, 1997.
The Geochemical Society of Japan Award for Yound Researchers, The Geochemical Society of Japan, 2000.
Oceanochemistry Award, Research Institute for Oceanochemistry Foundation, Japan, 2016.
The Geochemical Society of Japan Award, The Geochemical Society of Japan, 2017.
Academic Excellence Awards, The Volcanological Society of Japan, 2023.

Mailing address:

Urumu Tsunogai
Graduate School of Environmental Studies, Nagoya University
Furo-cho, Chikusa-ku, Nagoya 464-8601, JAPAN
Phone: +81-52-789-3498
FAX: +81-52-789-3436
E-mail: urumu@(1)
(@(1) = @nagoya-u.jp)

履歴書(in Japanese)

氏名:角皆 潤(つのがい うるむ)

web site (研究室):http://biogeochem.has.env.nagoya-u.ac.jp/
web site (個人):http://biogeochem.has.env.nagoya-u.ac.jp/urumu/
ORCID:0000-0002-1517-3284
Publons
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名古屋大学教員データベース

連絡先:
464-8601
愛知県名古屋市千種区不老町 環境共用館313室
名古屋大学大学院環境学研究科 地球環境科学専攻
Phone: 052-789-3498
FAX: 052-789-3436
E-mail: urumu@(1)
(@(1) = @nagoya-u.jp)


履歴:

1968(昭和43)年、北海道函館市生まれ
1991年 東京大学理学部化学科卒業
1991年 東京大学大学院理学系研究科入学、同付属地殻化学実験施設所属
1995年 日本学術振興会特別研究員DC
1996年 大学院修了、博士(理学)取得
1996年 日本学術振興会特別研究員PD
1997年 科学技術振興事業団研究員(名古屋大学大気水圏科学研究所)
1999年 東京工業大学大学院総合理工学研究科環境理工学創造専攻 講師
2000年 北海道大学大学院理学研究科 助教授・准教授
2012年 名古屋大学大学院環境学研究科 教授、現在に至る

役職・併任など:

日本質量分析学会同位体比部会 世話人【2000年-現在】
日本海洋学会 評議員【2023年度-現在】
日本地球化学会 理事【2023年-現在】
日本学術会議地球惑星科学委員会・環境学委員会合同SOLAS小委員会 委員【2002年度-現在】
名古屋大学全学人事プロセス委員会学術委員【2019年度-現在】
三重大学練習船勢水丸 共同利用運営協議会委員【2012年度-現在】
産業技術総合研究所 外来研究員【2014年度-現在】

役職・併任など(終了分):

日本学術振興会科学研究費委員会審査第一部会 審査委員【2019-2021年】
文科省新学術領域研究専門委員会 委員【2012年度・2014年度】
Geochemical Journal誌 副編集長【2012-2019年】
日本地球化学会 理事【2017-2021年】
日本地球化学会 学会賞選考委員会委員【2021-22年】
日本地球化学会 学会賞選考委員会委員長【2018年】
日本地球化学会 評議員【2006-09年/2012-15年】
日本地球化学会 幹事(会員担当)【2008-09年】
日本地球化学会 「地球化学」誌編集委員【2006-09年】
日本地球化学会 将来計画委員【2004年】
日本地球惑星科学連合 代議員(大気・海洋・環境科学セクション)【2012-13年度】
日本地球惑星科学連合プログラム委員【2002-12年度】
日本学術会議地球環境研究連絡委員会GWSP小委員会委員【2004-06年度】
日本学術会議地球惑星科学委員会・環境学委員会合同IGAC小委員会委員【2009-14年】
文部科学省21世紀COEプログラム拠点「新自然史科学創成:自然界における多様性の起源と進化」事業推進担当者【2003-07年度】
経済産業省地域新生コンソーシアム研究開発事業アドバイザー【2004-06年度】
名古屋大学大学院環境学研究科地球環境科学専攻 専攻長【2013年度/2021年度】
名古屋大学大学院環境学研究科広報委員会委員長【2018年度】
名古屋大学大学院環境学研究科教務委員会委員長【2016年度】
東京大学大気海洋研究所 共同研究運営委員会 陸上共同研究部会委員【2013-22年度】
東京大学海洋研究所研究船共同運営委員会研究船運航部会委員【2004-06年度】
工技院地質調査所通商産業技官【2000年度】
海洋科学技術センター客員研究員【2001年度】
独立行政法人産業技術総合研究所主任研究員【2003-06年度】
IODP interim Science Measurement Panel (iSciMP)委員【2001-03年度】

受賞:

日本火山学会 優秀学術賞(日本火山学会、2023年05月)
日本地球化学会賞(日本地球化学会、2017年09月)
第31回海洋化学学術賞(石橋賞)(公益財団法人海洋化学研究所、2016年04月)
日本地球化学会奨励賞(日本地球化学会、2000年9月)
第13・14回村尾育英会学術賞震災特別学術賞(財団法人村尾育英会、1997年3月)

外部資金:

【文部科学省・日本学術振興会】

  • 2022-25年度 科研費(基盤A・一般)(代表)
    「極微量安定同位体を用いた水柱酸素消費速度実測:貧酸素水形成におけるその重要性実証」→詳細
  • 2019-20年度 科研費(挑戦的萌芽)(代表)
    「極微量酸素同位体をトレーサーに用いた水試料中の呼吸速度定量法開発」→詳細
  • 2017-26年度 文部科学省「次世代火山研究・人材育成総合プロジェクト」(分担)
    「地球化学的観測技術の開発」(課題B「先端的な火山観測技術の開発」サブテーマ3)→詳細
  • 2017-20年度 科研費(基盤A・一般)(代表)
    「硝酸の三酸素同位体異常を利用した非培養型の窒素循環速度定量法確立」→詳細
  • 2016-17年度 科研費(挑戦的萌芽)(個人)
    「火山噴火タイプの新指標:噴煙中の水蒸気の同位体組成」→詳細
  • 2014-15年度 科研費(挑戦的萌芽)(個人)
    「無人航空機で拓く新しい火山観測:噴煙の水素同位体比を利用した遠隔噴気温度測定」
  • 2014-16年度 科研費(基盤A・一般)(代表)
    「対流圏オゾンの三酸素同位体組成測定」
  • 2012-13年度 科研費(挑戦的萌芽)(個人)
    「三酸素同位体組成を指標に用いた陸水環境中の硝酸の総同化速度定量法開発」
  • 2011-13年度 科研費(基盤B・一般)(分担)
    「海水中硫化ジメチルおよび関連有機化合物の高時間分解能計測手法の確立」
  • 2011-13年度 科研費(基盤A・一般)(代表)
    「硝酸の三酸素同位体組成を指標に解析する東アジア域の大気光化学過程の現状と変化」
  • 2010-11年度 科研費(挑戦的萌芽)(個人)
    「硝酸の同位体組成を指標に用いた植物の窒素同化過程解析」
  • 2008-10年度 科研費(基盤B・一般)(代表)
    「硝酸の三酸素同位体組成を指標に用いた大気から沈着した窒素の環境動態解析」
  • 2006-09年度 科研費(基盤B・一般)(分担)
    「白亜紀以降に起きた化学合成群集の進化の解明-メタン湧水場の地下構造に照らして」
  • 2006-07年度 科研費(基盤B・一般)(分担)
    「熱帯林発生源調査と安定同位体比測定による大気中塩化メチルの収支バランスの解明」
  • 2006-10年度 科研費(特定領域「海洋表層・大気下層間の物質循環リンケージ」計画研究)(代表)
    「海洋表層における生物起源微量気体の生成・分解過程とその気候変化への応答」
  • 2005-06年度 二国間交流事業(ロシアとの共同研究) (代表)
  • 2004年度 科学技術振興調整費総合研究課題(機関代表)
  • 2004年度 科研費(基盤C・企画調査)(分担)
  • 2003-07年度 21世紀COE「新自然史科学創成:自然界における多様性の起源と進化」(事業推進担当)
  • 2002-03年度 科研費(特定領域)(公募・個人)
  • 2001-02年度 科研費(奨励A)(個人)
  • 1999-2001年度 科研費(基盤A)(分担)
  • 1996年度 日本学術振興会特別研究員奨励費(個人)
  • 1995年度 日本学術振興会特別研究員奨励費(個人)

  • 【その他】

  • 2021-22年度 産総研-名大アライアンス事業 (名大側代表)
    「水蒸気の起源解明に基づく噴火タイプ推定手法の確立」
  • 2021年度 鉄鋼環境基金環境研究助成 (個人)
    「閉鎖性海域における水柱酸素消費速度鉛直分布実測」
  • 2021年度 岩谷科学技術研究助成 (個人)
    「未利用天然水素資源の成因解明と資源ポテンシャル評価」
  • 2021年度 ヤンマー資源循環支援機構研究助成(助成番号:KI0212026) (個人)
    「硝酸の三酸素同位体異常を利用した新窒素循環速度定量法の沿岸海洋域への応用」
  • 2006-07年度 地球環境研究総合推進費(環境省)(代表)
    「同位体組成を指標に用いた硝酸の高精度起源推定法開発」→詳細事後評価
  • 2005年度 地球環境研究・技術基金((株)エスペック)(個人)
  • 2005年度 産学連携等研究費((財)日本自動車研究所)(個人)
  • 2005年度 環境研究助成((財)昭和シェル石油環境研究助成財団)(個人)
  • 2005年度 北海道大学重点配分経費(北海道大学研究戦略室)(代表)
  • 2005年度 三菱化学研究奨励基金(三菱化学) (個人)
  • 2005年度 理学未来潮流グラント(北海道大学大学院理学研究科)(個人)
  • 2004-05年度 経済産業省地域新生コンソーシアム研究開発事業(分担)
  • 2003年度 産学連携等研究費(産業総合技術研究所)(個人)
  • 2003年度 産学連携等研究費(金属鉱業事業団)(個人)
  • 2003年度 産学連携等研究費(財団法人日本自動車研究所)(個人)
  • 2002-04年度 産業技術研究助成事業(NEDO)(代表)
  • 2002-03年度 日産学術研究助成(代表)
  • 2002年度 受託研究(金属鉱業事業団)(個人)
  • 2002年度 共同研究(産業総合技術研究所)(個人)
  • 2001年度 日産学術研究助成(代表)
  • 2000-03年度 科学技術振興調整費総合研究課題(分担)
  • 1999年度 鉄鋼業環境保全研究助成(代表)
  • 1999年度 東京工業大学学内教育研究総合助成(個人)
  • 自己紹介(公式)

    学生時代は化学を専攻していましたが、現在は地球惑星科学の一分野である「地球化学」を専門としています。 「地球化学」とは地球を構成する物質の化学組成や同位体組成を定量することで、地球上の様々な場所で進行している物質循環の仕組みや、過去・現在、そして 未来の地球の姿を解明をする学問です。角皆は、炭素・酸素・水素・窒素といった親生物元素の安定同位体指標を武器に、地球表層圏における物質循環の解明に挑戦しています。 また、研究を進める上で必要となる分析システムの開発や、試料採取機器の開発にも積極的に取り組んでいます。広い意味では地球惑星科学の研究者ですが、具体的な研究対象にはこだわりはありません。学生時代に始めた海底熱水を皮切りに、メタンハイドレート・泥火山・地震・温泉・火山・微生物・大気・海洋・湖沼・降水・地下水・土壌・森林・都市・生物地球化学・環境科学・水循環・古環境など多方面に及んでいます。これは地球という未知領域の多い研究対象への理解を深めるには、人類が持ち得た研究手段を対象を限定せず応用するべきであると考えているからです。また地球上で起きる多様な現象をすべて研究対象とすることが出来るのが「地球化学」という学問の醍醐味であり、また存在意義であると考えているからです。



    自己紹介(個人的)

  • 有名な先祖:長谷川宣以(平蔵)
  • 鬼平犯科帳の鬼の平蔵。祖母の祖父の曾祖父がこの人らしい。7世代も経てしまっている上にかなり傍系の後裔となるので、およそ無関係ではあるのだが、予算が少ないので相場に投じて増額した逸話など、大いに尊敬している(真似は出来ないが)。

  • 習い事(幼少期):柳雪館大野道場
  • 幼稚園から小学校卒業まで、練習のある日は毎日通った函館市内の剣道場。おかげで声は大きくなった。

  • 部活動(小学校):函館市立深掘小学校合唱部
  • 声が大きいという理由だけで、音楽の先生にスカウトされ、6年時夏休み限定で入部。現存するかどうか不明。

  • 部活動(中学校):函館市立深掘中学校合唱部
  • 合唱経験者という理由だけで同級生の女の子に誘われて勘違い入部。唯一の男子部員として頑張った時期もあったが最後は私が退部して女声合唱団となる。現存するかどうか不明。なお同じ中学の同窓生で妹の同級生に元JUDY AND MARYYUKIがいるが、残念ながら合唱部ではなく、バレー部でした。

  • 部活動(高校):函館ラ・サール高校グリークラブ
  • 男子校の合唱団ということで、常に部員不足に悩まされる。活動の大半は部員集めに費やしたが、とうとう最後まで部員不足に歯止めはかからず。

  • 部活動(大学):東京大学コーロ・ソーノ合唱団
  • 高校時代と同様に4年間の学生生活のほとんどすべての時間と情熱を部員集めに投入した。おかげで団員増には大いに貢献したと自負するものの、ハーモニーの向上にはほとんど貢献出来ず(むしろ破壊)。特に楽譜がよめないのは致命的。なおCAMUIロケット開発で有名な永田晴紀北大教授は同合唱団の2年先輩、永田夫人は1年先輩。


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