先月の27日、北海道大学のサステナビリティ・ウィーク2008という行事で、一般向け講演をしました。
http://nature.sci.hokudai.ac.jp/symposium/sw2008/program.html
平日の昼間に専門の話をしてもしょうがないので、茶飲み話でよくやる「似非科学行政」の具体例をいくつか列挙し、サステナビリティ(持続可能な社会)実現のために、科学的正確性の重要さを「わかりやすく」説いたつもりでした。
ところがこの講演の内容の一部について、雨崎良未なる人物のあやしいブログ上で、実名を挙げて大々的に非難されていることが、大学時代の友人からのメールで判明。
http://ep.blog12.fc2.com/blog-entry-1148.html
曰く「自己中心的な悪い科学者」だの、「義憤自己満足モード」だの、「専門バカ」だの、「狭視野」だの、「若気のいたり」だの、「科学原理主義」だの、久しく聞いたことが無い罵詈雑言の嵐。
初対面の人物のたった20分の講演を聞いただけでここまで非難できるとは、よほど自分に自信のある方なのでしょうね(どっちが原理主義者なんだか・・・)。
さすがにがっかりです。
岡田弘先生ぐらいのクラスになるまでは、一般向けの「わかりやすい」講演は封印した方が良さそうですね。
ただブログに書かかれた内容を読む限りでは、私に対する非難の原因は、「困窮する地元」(弟子屈町は困窮していると信じて疑っていない)や「最後にアポイ岳の植生に関する質問をしたおじいさん」を救済しないことだけらしい(どっちが狭視野なんだか・・・)。
ということで、本当は講演だけで終わらせるつもりでしたが、この摩周湖および同時に話した森林環境税に関してだけは、最後にもう一仕事することにしました(本当はすごく忙しいのだけど・・)。
詳しくは乞うご期待。
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