Biogeochemistry Group
Welcome to the BioGeochemistry Group

名古屋大学 大学院 環境学研究科 地球環境科学専 攻 大気水圏科学系
生物地球化学グループ


About Us
私 たち生物地球化学グループは、角皆研究室中川研究室の二研究室から構成される、教育・研究グループです。地球表層を構成するいろいろな物質の化学組成や 同位体組成を定量することで、地球上の生物活動によって駆動される物質循環速度の定量化 や、過去・現在、そして未来の地球環境の解明に挑戦しています。なかでも炭素・酸素・水素・窒素といった親生物元素の安定同位体指標を武器に、これらの化 合物である温室効果気体がリンクした生物地球化学的物質循環の解明に、重点的に取り組んでいます。また、研究を進める上で必要となる分析技術の開発や、試 料採取法の開発などにも積極的に取り組んでいます。化学の知識や技術を元に、地球惑星科学や生物科学の未知領域の解明に迫る私たちの研究に興味のある方 は、是非覗いてみて下さい。
For future students
一緒に研究を推進して下さる方を募集していま す。
詳しくは、こちら をご覧下さい。

About Us
★2017.4.17 特任助教の募集を開始しました(2017年6月30日応募締切)。詳しくはこちら

2016.11.30 桜島の成果をプレスリリースしました。→名古屋大学研究教育成果情報サイト
12/5 中日新聞朝刊「火口の温度、遠隔測定成功 名古屋大が手法確立」
12/10 NHKニュース(東海ローカル) 「火口温度の測定手法を開発」(公開終了)
12/14 日本経済新聞夕刊 「桜島火口温度、空から測定」
12/19 毎日新聞朝刊 「空からわかる 桜島火口内温度」

2016.11.26 当研究室が開発した火山噴気温度の遠隔測定法(HIReTS法)を、セスナ機を用いた噴煙観測と組み合わせることで、鹿児島県の桜島に応用した論文が、Geophysical Research Letters誌上で公表されました(Geophysical Research Letters, doi:10.1002/2016GL070838)。桜島の火口底には、観測を実施した2014年9-12月時点で、少なくとも930度を超える噴気孔が存在していたことが明らかになり、マグマが火口の直下まで迫っていたことが明らかになりました元は程林君の卒業論文です。

★2016.11.19 池上さんが陸水物理研究会で学生優秀発表賞を受賞しましたこちら

2016.6.15 河川水中の硝酸イオンには、大気中で窒素酸化物の光化学反応によって生成し地表に沈着したもの(大気硝酸)と、流域内の微生物活動によって生成したもの(再生硝酸)があるのですが、河川水中に占めるそれぞれの濃度や同位体比が、流域の土地利用の変化に伴ってどのように変化するのか、世界で初めて両者を区別して定量化した論文が、Biogeosciences誌上で公表されました(Biogeosciences, 13, 3441-3459)。フィールドとした琵琶湖集水域では、大気硝酸は流域の土地利用に依らずほぼ一定の濃度を示すのに対して、再生硝酸は、流域の人口増加に伴って、人為起源の硝酸の寄与量が増加することが明らかになりました元は宮内貴規君の修士論文の一部です。

2016.5.22 伊藤特任助教が2016年度日本地球惑星科学連合大会生物地球化学セッションで、最優秀ポスター賞を受賞しました

2016.3.20 日本エアロゾル学会のエアロゾル研究2016年春号(第31巻第1号)に、角皆教授・中川准教授共著の特集記事「安定同位体組成を指標に用いた窒素酸化物の起源解析と窒素循環定量への応用」が掲載されました

★角皆教授の第31回海洋化学学術賞(財 海洋化学研究所主催)受賞が内定しました。第36回石橋雅義先生記念講演会で受賞記念講演を行う予定です詳しくはこちら

★科研費挑戦的萌芽研究「火山噴火タイプの新指標:噴煙中の水蒸気の同位体組成」(代表:角皆 潤)が、2016年度より新規採択されました。

★2016年度(平成28年度)が始まり、鋤柄千穂博士が特任助教として着任しました。また育休中だった高木秘書が復帰しました。

特任助教の募集を開始しました(2015年10月末日公募開始、12月4日応募締切)。(終了しました)

★中川准教授が、名古屋大学オープンキャンパスの女子中高生理系進学推進セミナーで講演します(終了しました)

★中川准教授が2015年度日本地球惑星科学連合大会生物地球化学セッションで、最優秀ポスター賞を受賞しました

★科研費基盤B「同位体を指標に用いた大気中ガス状亜硝酸の起源推定」(代表:中川書子)、および挑戦的萌芽研究「陸水の三酸素同位体比の時空間変動:新指標で切り拓く新しい水循環像」(代表:中川書子)が、2015年度より新規採択されました。

★2015年度(平成27年度)が始まり、スタッフが2名加わりました。

★中根君が大気化学討論会で学生優秀発表賞を受賞しました


★特任助教の募集を開始しました(2014年10月末日公募開始、12月5日応募締切)。(終了しました)

大気から地表面に沈着する硝酸(元は地上から大気中に放出された窒素酸化物)が陸上生態系によって「浄化」される際の「浄化能力」が、森林や笹の伐採に伴って著しく低下することが明らかになりました。また、その影響を定量化しました(Biogeosciences, 11, 5411-5424)。特に影響が大きかったのは、森林土壌に対する大気沈着由来の硝酸供給量が増大する雪解けの時期で、森林域から流出する硝酸の50パーセント以上大気沈着由来となる時もありました元は鈴木敦之君の修士論文の一部です。

★Topページの写真を期間限定で変更します

大気環境学会誌2014年9月号(第49巻第5号)に、角皆・中川共著の入門講座「同位体環境科学:安定同位体比によるプロセス解析」が掲載されました。三酸素同位体組成をはじめとした安定同位体比を指標に用いた環境科学研究の最新レビューになっています。

★2014年9月15日(月)の日本地球化学会主催のショートコースで角皆が講師の一人として講演します。場所は富山大学です。→詳細はこちら

★2014年7月26日(土)に角皆が大津市で市民向け講演をします。→詳細はこちら(京都大学生態学研究センターのサイト)

★技術員の募集を開始致しました(応募締め切り2014年6月6日)。→詳細はこちら(名古屋大学技術補佐員募集サイト内の該当ページ)(終了しました)

★中川研究室と
合同で新教育グループを構成するにあたり、従来の生物地球化学研究室は廃止し、「生物地球化学グループ」を新設しました。これに伴い、旧生物地球化学研究室のwebサイトを廃止し、「生物地球化学グループ」のwebサイトを設置しました(URLは下記)。お手数をおかけして大変恐縮ですが、旧生物地球化学研究室のブックマークを登録されていた方は、変更をお願いします。
http://biogeochem.has.env.nagoya-u.ac.jp

科研費基盤A「対流圏オゾンの三酸素同位体組成測定」(代表:角皆 潤)、および挑戦的萌芽研究「無人航空機で拓く新しい火山観測:噴煙の水素同位体比を利用した遠隔噴気温度測定」(代表:角皆 潤)が、それぞれ2014年度より新規採択されました。

本年度も、学部生や大学院生の皆様を対象に、大学院インターンシッププログラムを開催することとなりました。本プログラムに応募して 採択された方は、インターンシップ(数日程度)に無料で参加出来ます。さらに、参加に所要する旅費・宿泊費は、こちらで負担します。詳しくはこちらをご覧下さい。 →2014年度大学院インターンシップのご案内

★OBOG会および現役共同主催の小松研究員壮行会を3月8日(土)夕刻より、環境共用館3F大講義室で開催する予定です。関係者の 皆様は、ぜひご参加下さい。参加希望者は角皆か、蜂須OBOG会長までお知らせ下さい。

★研究員(名古屋大学任期付正職員)の募集を開始しました(2014年2月13日公募開始、3月15日応募締切)。
(終了しました)

2011年に提案した火山噴気温度の遠隔測定法(HIReTS法)を、薩摩硫黄島の硫黄岳山頂火口で検証した論文が、火山学会の和文誌「火山」誌上で公表されました(火 山, Vol. 58, No.3, 443-459。結果的に、同位体平衡温度計の入門解説的な記事になっていますので、同位体温度計に興味のある方も是非ご覧になってみて下さい

学部生や大学院生の皆様を対象に、大学院インターンシッププログラムを開催することとなりました。本プログラムに応募して採択された 方は、インターンシップ(数日程度)に無料で参加出来ます。さらに、参加に所要する旅費・宿泊費は、こちらで負担します。詳しくはこちら。 →2013年度大学院インターンシップのご案内(終了しました)

★市販のミネラル・ウォーターを世界各地の地下水試料として利用することで、森林などの陸上生態系によって大気から沈着する硝酸(
窒素酸化物由来)が浄化されることを証明し、またその浄化能力を定量化した論文がBiogeosciecnes誌上に公表されました(Biogeosciences, 10, 3547-3558)。地下水中の全溶存硝酸に占める、大気から沈着した硝酸は平均で3パーセント程度しか無く、残りの97パーセントは有機体窒素から再生した硝酸に 置換されていることが明らかになりました。またそ大気沈着由来の硝酸濃度は、森林域で涵養される地下水中では低く、乾燥域や高山域のような森林が乏しい場所で涵養される地下水中では高くなることも明らかになりました。元は代田里子さんおよび鈴木敦之君の修士論文の一部です。

★新棟(環境共用館、旧称:地球水循環研究センター本館)に引越します。居室関係は2013年4月18日頃に、質量分析計等は4月25日頃に移動する予定です。(移動完了しました)

★2004 年9月に起きた紀伊半島南東沖地震(M=7.4)の発生直後に、震源域にほど近い場所に位置していた海底泥火山(熊野第五海丘)の直上に、巨大なメタンプ ルームが形成されていたことを発見し、地震発生に伴って大量のメタンが海底泥火山から放出されることを証明した論文が、Earth and Planetary Science Letters誌上に公表されました(Earth Planet. Sci. Lett., 341, 79-85)。元は前川健二君の修士論文です。

★技術補佐員の募集を開始しました(終了しました)。

★webサイトを名古屋大学に移動しました(2012年4月16日)。

★名古屋大学の新研究室で、事務補佐員の募集を開始しました[募集終了しました]。

★3/17(土)の夕方より、一部有志で研究室の北大フェアウェル・パーティーを 企画しています。これを見たOBOGの皆様や、関係者(自称でOK)の皆様は是非ご参加下さい(とりあえず現役メンバーの誰かに参加意志の連絡をお願いし ます)。また3/14(水)の午後2時より、北大地学サークルGROUND主催のゼミで、角皆がセミナー(北大最終講義?)を行う予定です。会場は6号館 11Fの会議室です。

★小松大祐博士が、地 球化学研究協会奨励賞を受賞しました。

★火山の噴気孔から大気中に放出された水素分子の水素同位体組成を指標に、噴気孔の温度の遠隔測定が実現するこを提案・証明した論文が Geochimica et Cosmochimica Acta誌上に公表されました(Geochim. Cosmochim. Acta, 75, 4531-4546)。火山灰等に遮られて直接視認出来ないものや、観測可能な場所から100メートルを超えて離れたものな ど、これまで正確な遠隔温度測定が難しかった噴気孔でも、今後は温度測定が実現出来る可能性があります。元は神村奏恵さんおよび安齋沙耶さんの卒業論文で す。

★佐久間博基君(M2)が、笹川科学研究奨励賞を受賞することになりました。また佐久間君の修士論文は、北海道大学地球化学優秀修士論文賞に選ばれまし た。

★硝酸の三酸素同位体組成を指標に、摩周湖における窒素循環速度を定量化した論文が、Biogeosciences誌上に公表されました(Biogeosciences, 8, 687-702)。 同論文中では、三酸素同位体組成が、大気沈着由来の硝酸と、硝化由来の硝酸の混合比のみを反映することを利用して、大気からの窒素沈着速度データを元に、 湖内の窒素循環速度を定量化する新手法を開発・報告しています。またこれを元に湖内の硝酸が、1.2年と極めて短い平均滞留時間で循環していることや、有 光層内の硝酸の枯渇に至って一次生産が停止すること、さらに一度同化によって消費された硝酸の90%前後が、湖内ですみやかに再生して硝酸に戻っているこ とも、発見・報告しています。元は代田里子さんの修士論文です。

★Geochemical Journal 誌の故酒井均先生追悼特集号(Geochemical Advances: Following Prof. Sakai)が刊行されました(Geochemical Journal, Vol.44, No. 6)。全9報の掲載論文のうち、当研究 室では計4報に貢献しています。中でもWHATSを用いて琉球前弧深海底の黒島海丘湧出ガスの組成を明らかにした論文(Tsunogai et al., GJ, Vol.44, p.431-476) では、湧出ガスが変質した古い炭化水素鉱床からの漏出であることを明らかにするとともに、俗に言われていたハイドレート分解起源説を否定しています(元は 小坂紋子さんの卒業論文です)。また沖縄トラフの第四与那国海丘熱水プルーム中のメタンが、プルーム中の微生物活動を反映して13Cを異常濃集しているこ とを発見した論文(Gamo et al., GJ, Vol.44, p.477-487)は、一林信亮君の卒業論文です。

★従来は無視されていた溶存態に流出する海洋窒素固定速度を、新分析法により定量化した論文が、Biogeosciences 誌上に公表されました(Biogeosciences, 7, 2369-2377)。溶存態流出速度は粒子態流出速度に匹敵する大 きさで、これにより、海洋の総窒素固定量の見積値は、従来の倍前後に増大する可能性があります。

★硝酸の三酸素同位体トレーサー指標に、利尻島において森林をはじめとした陸上生態系による大気沈着由来の窒素の浄化能を高精度で定量化した論文が、 Atm. Chem. Phys. 誌上に公表されました(Atmos. Chem. Phys., 10, 1809-1820)。同論文中では、都市域を発生源とする汚染気塊中において、一般の清浄大気中とは異なる NOxの光化学反応過程が進行していることも、発見・報告しています。

★北極域のベーリング海・チャクチ海周辺の海水中で、温室効果気体である一酸化二窒素(N2O)の異常濃集が起きていることを発見し、同位体組成からその 起源を解析した論文が、Marine Chemistry誌上で公表されました(Mar. Chem., 116, 47-53)。

★海底堆積物中の炭酸塩ジュールが大量のメタンを吸着していることを発見・報告した論文が、Geo-Marine Letters誌上で公表されました(Geo-Mar. Let., 29, 301-308)。

★海洋の植物プランクトンブルーム中でアルカン類が大量に生成することを発見し、同位体組成からその起源を解析した論文が、Marine Chemistry誌上で公表されました(Mar. Chem., 115, 92-101)。21COE(新・自然史科学創成)の若手共同プロジェクトから出発した研究です。詳細は「publications」のページを参照して 下さい(左のメニューから「publications」を選択してください)。

名古屋大学生物地球化学グループトップページ